矯正をしてみよう
安易に考えていた矯正

前回のブログにも書かせていただきましたが、歯列矯正をするにあたって、左の上に親知らずがあることが判明しました。
これが簡単に抜けるような親知らずであればよかったのですが、副鼻腔にまで親知らずが突っ込んでおり抜くと副鼻腔にまで穴が開くとのこと。
初めて手術内容を聞いた時には想像をしただけで、迷走神経反射を起こし気持ち悪くなり看護師さんに囲まれました。
先生がもし、副鼻腔内に葉が落ちたら歯茎を切って顔の皮膚をベロンってやって取り出すなんて言うので、、、、
もう怖い。青ざめるとはこういうことだと思いました。
ストレス,強い疼痛,排泄,腹部内臓疾患などによる刺激が迷走神経求心枝を介して,脳幹血管運動中枢を刺激し,心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応。脳幹血管運動中枢からの刺激は末梢各臓器の運動枝を介して,伝えられる。運動枝は骨盤内臓器を除く全臓器に分岐し,気管喉頭や消化管機能に影響を与える。本反射は生命維持のための防衛反応であるが,過剰反応をきたして身体異常を生ずることがある。排尿時の迷走神経反射により血圧低下をきたしたり(排尿時失神),迷走神経の過緊張により一過性の心停止をきたし失神することもある(迷走神経性発作vagal attack)。
いろんな人にこれを伝えるとよわっと笑われてばかりです。笑
けど怖いんだから仕方ないですよね!
手術説明
手術にあたっていくつかの検査と説明を受けました。
全身麻酔のリスクや手術内容、聞けば聞くほど怖くなりましたがやらなければ前には進めないと気持ちを奮い立たせいざ手術日へ!!
手術当日
前日の夜9時以降はご飯も食べることも許されず、OS1だけ飲んでと言われました。毎日続けているランニングもダメと言われました。
病院に向かうと入院説明を受け、病棟へ。
とりあえず待機しておいてくださいと言われ待っていると、看護師さんが来て体調の確認や血圧の確認を。
そしてまた待っててくださいと。
1時間もして本でも読んでいると横の入院患者さんを対応している看護師さんに連絡が。
手術20分後に入れてくださいと。
え?こんないきなりはじまるの?
服を着替え、着圧ソックスを履かされ、全身麻酔をするための点滴の針を注射します。ですがまたここで事件です。
看護師さんの一言
看護師さん「点滴用の注射なんで太いんでちょっと痛いですよー」
私「わかりました」苦手なので顔をそむける
看護師さん「すぅー。(軽く息を吸ってる音)ミスったなぁ」
私「え?」一番聞きたくない医療従事者のミスったという声笑
看護師さん「若い方あんまり注射しないんで、失敗しちゃって違うところにしますねー」
私「はーい」気持ちはどぎまぎ。手術前にミスったとか聞きたくない。目の前がぐるぐるしてきて気持ち悪くなってきました。
ここでまさかの2回目の迷走神経反射を起こしました!笑
自分の弱さにびっくり!
いざ手術室へ
手術開始前に気持ち悪くなるというダサさが出ましたが少し横になると回復していざ手術室へ!
初めてのあの白い空間。部屋が7部屋ほどあり、なんだかすごい造船上のような感じがしました。
手術室へ入るとそこで初めて執刀医とあう。
なんだか新鮮。初めて会う人にいきなり口の中を切られるのかと思うと。
看護師が6人ほどいてわんさか動いてます。大がかりなもんなんだなぁと思いつつ。
手術台に乗り、名前等を確認したのちマスクをつけれらます。
医師「起きるころには終わってますからねー」
マスクをつけれれるとすぐに意識がなくなりました。
手術終了
夢を見ており、いきなり起きると喉の奥まで人工呼吸器が入っているので大きな咳をしました!
いきなり目が覚めて喉になんか入ってて、そしていきなり医師から手術が終わりました。ご家族にも連絡しましたのでと。
もう情報の大渋滞。起きた瞬間にいろいろが起きすぎて処理できず。
けど口の中には多少の違和感が。
入院
手術が終わると部屋に移動し抜いた歯を見ました。諸悪の根源を見たような気持ちですが、なんとも複雑な感じでした。
痛み止めが効いているので痛くはなく、そのまま過ごすことができました。
ですが朝からなにも食べていないのでお腹が減っており、晩御飯は食べられると思うんだと医師からも言われていたので楽しみにしてました!しかもメニューを見ると餃子!テンションは上がっています。
晩御飯が来ました。
流動食じゃねーか!!
下でつぶせるほど柔らかい食べ物。だけどいざ食べようとしてみると、顎が全然あかない。
無理やりスプーンで喉元にもっていって食べていました。
退院
大した痛みもなく少し腫れたぐらいで、先生にも術後の経過を見てもらいましたが特に悪いところもなく退院となりました。
そのごめちゃくちゃ腫れて常にいじけているような感じになりました。
これでやっと歯列矯正ができるようになります!!
VOL3へ続く
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